食べ物の栄養

【低糖質野菜】栄養がない?と思われがちなもやしの栄養と効能

もやし 栄養 画像

もやしは1年中季節を問わずいつも安くて手に入れやすく、1袋200~300g入りで40円と節約食材としても優秀。
もやしには栄養があまりないイメージがあるかもしれませんが、意外と栄養価の高い野菜です。
また、もやしに含まれる糖質は1袋0~2.8gと低糖質で、低カロリーなので、糖質オフダイエットにも最適な食材です。
もやしに含まれるビタミンCは加熱や水による損失が大きいので、ササッと短く調理することが鉄則です。

もやしの栄養

もやしは成分の95%以上が水分で、ビタミン、食物繊維、ミネラルなどの栄養がバランスよく含まれているのが特徴です。

また、発芽することによって、豆本体にはほとんどなかったビタミンCが増えるのも特徴です。

ビタミンC

細胞の老化防止、風邪予防、美肌効果、疲労回復

もやしは未開封の状態でも時間とともにビタミンCが失われていきます。

食物繊維

整腸作用、肥満予防

カリウム

むくみ防止

アスパラギン酸

疲労回復効果、コレステロールの低下に役立つ

その他、ビタミンB1やB2、葉酸、カルシウム、鉄などの栄養も含まれています。

もやしのひげ根は取る?取らない?

もやしはシャキシャキの食感がおいしい野菜ですが、もやしのひげ根があることでそのシャキシャキ感が損なわれてしまいます。

もやしのひげ根を取ると加熱しても余分な水分が出ず、食感も格段によくなるので、時間があればひげ根を取ることをおすすめします。

ただ、ビタミンCや食物繊維などの栄養が多く含まれている部分なので、栄養面を気にするなら取ってしまうともったいないです。

もやしからひょろ~っと出ている部分がひげ根。

手で簡単にポキンと折ることができます。

1本ずつ折るのが手間ではあるのですが・・・

もやしはダイエットに最適な食材

もやしにはダイエットに欠かせない食物繊維が豊富に含まれており、低カロリーな食材なので、ダイエット中でもたくさん食べることができます。

水分が多いので満腹感も得やすく、加熱することで多くの量を食べられます。

かさ増し食材として肉や魚介と一緒に食べることで、物足りなさを感じることなくダイエットできるのも嬉しいポイント♪

ボリュームのある主菜、サッとつまめる副菜、汁ものなど、レシピのレパートリーも豊富です。

緑豆もやし

緑豆を発芽させたもので、最もよく出回っている一般的なもやし。

味にクセがなく、どの食材にも合わせやすいので使いやすいです。

大豆もやしに比べると太く、短めで、ビタミンCが豊富です。

100gあたりの糖質量は1,4g。
1袋が200gの場合、2,8gの糖質量になります。

大豆もやし

大豆を発芽させたもので、先端にしっかりと豆がついているのが特徴です。

細長くて大豆の風味があり、大豆の良質なたんぱく質が含まれています。

緑豆もやしと比べてカリウム、食物繊維、ビタミンB1が豊富。

大豆と同じように大豆イソフラボンも含まれています。
大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをもち、骨粗鬆症予防に役立つ成分なので、女性は積極的に食べたい食材。

100gあたりの糖質量は、なんと0g!

もやしの調理法

もやしに含まれる栄養素の損失を防ぎ、シャキシャキ感を残すには、炒めるときも茹でるときもササッとが鉄則です。

冷水に浸しても浸さなくてもOKですが、サッと浸すともやし独特の臭いがとれます。

茹でるときは10秒くらいの短時間でOK!
塩をひとつまみ加えて茹でると、うま味を逃しません。

スープやあんかけの具材として入れると、溶け出たビタミンCを逃さず食べることができます。

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